金沢文化服装学院 卒業進級作品展示&ショー

BUNKA FASHION RENAISSANCE2019レポート 

ファッションショー

  ショー中央


金沢文化服装学院 学生インタビュー 

  
金沢文化服装学院 学生インタビューphoto

Q.ファッション業界を志したきっかけは何ですか?

A:中学生の時に、姉が私の誕生日に洋服をプレゼントしてくれた時に興味を持ちました。そこから自分でお金を貯めて少し高価な服を買ったり、身に着けるうちに自身で洋服のデザインをし作りたいと考えるようになったのがきっかけです。


Q.夢や卒業後の希望進路を教えて下さい。

A:夢は自分のブランドを立ち上げ、店舗を持つことです。1シーズン着たら終わりではなく、長く着用されるものを作りたいと思っています。 卒業後は企画の仕事携わりたいと思っています。まだまだ未熟者なので、多くのことを学び吸収していきたいです。


Q.学校生活や授業の中で大切にしていることはありますか?

A:授業では基本的なことを学んでいます。まずはその基本を確実に理解することを大事にしています。そこから自分の作品にはどう活かせるかを意識して制作に取り組みます。製作した服はなるべく自分で着るようにしています。袖を通して実際に着用することで反省点や課題が出てきます。その反省や課題を次の作品につなげるよう意識しています。


Q.BFR(進級作品製作)を通して、学んだことや発見した事はありますか?

A:今回の進級作品制作はグループでの製作でした。コンセプトからデザイン、縫製、ショーの演出まで様々なことを行いました。話しあいを重ねることで、1人では決して思い付かないことや、様々な物の見方、捉え方を感じることができました。


Q.これからファッション業界を目指す中高生へメッセージをお願いします。

A:これからファッションのことについて多くのことを学んで多くのことを感じ取ってみてください。難しいと思うことがたくさんあると思いますが、ファッション業界を志したときの初心を忘れないでください。「ファッションが好き」この気持ちを大事に、ピュアな気持ちでファッションと向き合って欲しいです。
                      (金沢文化服装学院アパレル造形デザイン科2年 木村 光唯)




金沢文化服装学院 校長インタビュー

  
金沢文化服装学院 校長photo

Q.貴校の歴史、育成する人材像、また、そうした人材を育成するための教育方針等を教えて下さい。

A:本校は1955年に、連鎖校の一つとして、私の祖父母が金沢に創設した洋裁学校が原点です。現在は主にデザインから縫製まで学ぶアパレル造形デザイン科(3年制)・アパレル基礎科(2年制)と、スタイリングやビジネスのいろはを学ぶファッションビジネス科(2年制)の3学科を擁するファッションスクールとなっています。
2017年4月に、北陸の中心商店街“タテマチストリート”に第二校舎を新設、更に、2018年夏には清川町本校舎を改装し、見た目も使い勝手も刷新された環境で、計約80名の学生が日々学んでおります。  本校の教育目標は「社会・企業から歓迎される人財の育成」です。教育目標に掲げ、本校の教育方針の一つとして、マン・ツー・マン対応が挙げられます。その学生が目指すゴールを面談等を通じて明確化し、そのゴールに対し、その学生と共に、教職員もコミットしていこう、という取り組みです。たとえゴールが同じでも、そのゴールへの進み方は学生によって様々です。他人からその存在を求められるヒトになれるよう、在学中も卒業後も、学生と教職員とが、絶妙な距離感・関係性で真剣に向き合えることが、少人数である、本校の良いところかと思います。


Q.貴校の校風、学生の特徴を教えて下さい。

A: 先述の通り、本校には①アパレル造形デザイン科(3年制)、②アパレル基礎科(2年制)、③ファッションビジネス科(2年制)の3学科があります。①~③共に、1年次前期(4~7月)は合同で、アパレル業界の流通構造やファッションの変遷、素材、デザインから縫製までの基礎的な部分の習得を目指し、後期からは①・②では特にパターンスキル、③ではスタイリングやセールススキルといった、学科特性に合わせた内容の習得を目指してもらいます。卒業年次になると、①・②では各学生のオリジナルブランドの企画を行い、それに則した作品を複数体製作してショー・展示形式での発表を行います。③では各学生のオリジナルショップの企画を行い、それに則した事業計画書の作成と、模擬ディスプレイの製作、その中での物販を行います。
本校の講師は全て、3年以上の現場経験がある、若しくは現役で仕事をされている方のみで構成していますので、より実践的な授業を受けることが出来ると思います。また、近隣にある製糸・製織・製編・縫製工場への見学も随時行っています。しかも少人数クラス(1クラス10~20名)なので、本気で学びたいと思われる学生にとっては最高の環境かと思います。


Q.貴校の取り組みで、特に地元の企業や団体との連携はありますか?あればどの様な内容かを教えて下さい。

A:先述の通り、本校は世界に誇る北陸合繊産地に立地しています。また、同じく世界に誇る文化都市金沢に立地しています。 こうした環境により、製糸・製織・製編・縫製・染色整理工場やアパレルメーカーへの訪問させて頂いた際の見学会・レクチャーを実施頂いたり、素材を一部ご提供頂いたりすることがあります。この他、金沢市や地元ファッション関連企業により構成される団体、地域文化関連団体との連携・支援により、地域の大型商業施設や文化施設でのファッションイベントの開催、異業界の方々との文化イベントの開催等、様々なお取り組みに参画させて頂くことがあります。


Q.貴校の取り組みで、特に地元の企業や団体との連携はありますか?あればどの様な内容かを教えて下さい。

A:開校当時から地元企業との取り組みは盛んに行なっており、現在は職業実践専門課程の連携先として各学科、全クラス企業との連携授業に取組んでいる。
例:伝統工芸の織物の商品化企画、アパレルメーカーの商品化計画、実製品作り(ボタン付け・糸切りなど)、商品量産(縫製)、ファッション雑貨企画、ショップ運営(バイイング、販売)、企業ショーウィンドーディスプレイなど、その他には県や市の行政との官学の共同イベントへも積極的に参加し、地元の活性化に協力している。


Q.貴校への入学を希望する人たちへのメッセージをお願いします

A:ファッションは生活・文化、つまり多様な人々の暮らしに根差したものです。文化服装学院が単に、服装学院ではなく、“文化”という文字を冠することからもお分かりになることかと思います。ファッションを学ぶということは服を通して、様々なヒトの価値観や、自分のそれとの違いを知ること、それを受け容れること、受け容れた上で、それに対して何等かの自分の考えを提案すること、つまり、互いの生き方を磨き合うことだと思います。
東京を原点に、北は北海道、南は沖縄まで、国内には数々の連鎖校が存在します。場所は違っても、同じBUNKAのDNAを受け継ぐ仲間と共に、ファッションを学びながら、最高に楽しい学生生活を送りましょう!!そして、皆さんの夢を実現させましょう!!様々な学校をご覧になった上で、本校を選んで頂けたらこの上ない喜びです。いつかお会い出来る日を楽しみにしております。

                         (金沢文化服装学院 学校長 村上武史)




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