香蘭ファッションデザイン専門学校 卒業記念展 レポート 

ファッションショー

展示

ショップ




卒業記念展・グランプリ受賞者インタビュー 

  
香蘭ファッション生徒インタビュー

Q.ファッション業界を志したきっかけは何ですか?

A:中学生の時に、雑誌の古着特集を見たときに古着に興味を持ちました。そこから自分で服を作りたいと考えるようになったのがきっかけです。


Q.夢や卒業後の希望進路を教えて下さい。

A:夢は自分が提案したり作ったりした服をミュージシャンのライブやMVで着てもらうことです。何度か着たら終わりになる衣装ではなく、その人の 魅力を引き立たせる一着を作りたいです。卒業後はアパレルメーカーで企画に携わる予定ですが、人が着ていて心地良い服を生み出していきたいです。


Q.学校生活や授業の中で大切にしていることはありますか?

A:授業で学んだことを自分の作品にはどう活かそうかを意識して制作に取り組みます。一つの作品が完成したら反省点はつきものなので、それらをどうk改善するかを考え、次の作品がそれまでより良い物になるようにしています。


Q.ステージの運営に関わった事で、学んだことや発見した事はありますか?

A:私は、まだアマチュアですが、モデル・音楽・光・副とそれぞれのプロの技術や感性が合わさり出来たのものは素晴らしいなと思いました。また、他の製作者の作品を一堂に発表する機会を得たことで、友人らのコンセプチュアルな作品に感銘しました。


Q.これからファッション業界を目指す中高生へメッセージをお願いします。

A:ファッション業界といっても、どのように服と関わり、世に出すのは様々な形があります。学校生活の中で、自分の服との在り方を見つけてみてください。自分が求める方向性に向かい、努力する中に楽しみがあり、道が広がっていくと思います。
                         (ファッションデザイン専攻科3年生 小山 紗永)




校長インタビュー

  
香蘭ファッション校長写真

Q.貴校の歴史、育成する人材像、また、そうした人材を育成するための教育方針等を教えて下さい。

A:昭和10年に九州でファッション教育を始め80年以上が経過しました。 開校当時から一貫して教育育成像は変わらず「人間教育と技術教育」です。 学科毎に業界・職種に特化した時間配分で、技術・知識を明確にし、習得した技術を的確に発揮できる専門人材を育成致します。 「社会人基礎力」は勿論のこと、在学中にプレゼンテーション能力の向上・積極性、傾聴力等向上にも力を注ぎ、全教員で全学生を指導することを心がけています。


Q.貴校の校風、学生の特徴を教えて下さい。

A: 「挨拶の徹底」が弊校の特徴だと思います。教育理念にも掲げている「人間教育と技術教育」にもあるように、「人の育成」が特徴付けられていると思います。 故に学生は率先して明るく挨拶の出来る学生が多く、私達教員も積極的に話しかけ、良い循環が生まれているように感じます。 又、個人、グループに関わらず全ての事に真剣に取り組む「真面目な学生」が多いのも大きな特徴だと思います。 そして常に目標意識は高く持ち、いつでも質問に答えられる環境は、教員と学生との確かな信頼関係があるからこそ出来るものだと思います。


Q.貴校の学科編成、授業の特徴等を教えて下さい。

A:
●アパレル分野におけるクリエイターとしての感性・技術・提案力を習得し、アパレル企業の企画職を目指す学科。企業デザイナーは勿論、将来は世界で活躍出来る資質を学ぶ /ファッションデザイン専攻科 3年課程

●服作りの基礎を学びながら、ファッションやデザインに関する知識と技術を学び、感性豊かな発想力とデザインにおける分析力を身につける。短期間で企業デザイナーを育成し、デザイン感覚豊かな学科 /ファッションデザイン科 2年課程

●アパレル分野における設計や製造に関する高度な知識・技術・技能を有するスペシャリストを育成し、パタンナー、ソーイングオペレーター、リフォーマー、ドレスメーカーといった「ものづくり」のプロを目指す、唯一無二の技術を習得する学科 /ファッションテクニカル科 2年課程

●ファッションをビジネスの観点から学び、企画・実施・検証を実店舗で通じて行う事で、より現場に沿ったリアリティの高い企画・ショップ運営・マンージメント・バイヤー・ファッションアドバイザーを育成する、実戦力重視の学科 /ファッションビジネス科 2年課程

2年時より各々が目指す業種に分かれてコースを選択
◯ショップ運営、マネージメント力を習得する /ショッププランニングコース
◯売り場で即戦力になる知識と実行力を習得する /ファッションコーディネートコース
全学科職業実践専門過程の認定を得ている事から、アカデミック視点だけでなく、企業側の情報を組み合わせて、より実践的な取り組みが行なわれている。


Q.貴校の取り組みで、特に地元の企業や団体との連携はありますか?あればどの様な内容かを教えて下さい。

A:開校当時から地元企業との取り組みは盛んに行なっており、現在は職業実践専門課程の連携先として各学科、全クラス企業との連携授業に取組んでいる。 例:伝統工芸の織物の商品化企画、アパレルメーカーの商品化計画、実製品作り(ボタン付け・糸切りなど)、商品量産(縫製)、ファッション雑貨企画、ショップ運営(バイイング、販売)、企業ショーウィンドーディスプレイなど、その他には県や市の行政との官学の共同イベントへも積極的に参加し、地元の活性化に協力している。


Q.貴校への入学を希望する人たちへのメッセージをお願いします

A:全国には数多くのファッションを学ぶ学校があります。しかし、目指すべき業界は皆共通で、卒業後各学校で習得した知識・技術を業界で活かしていかなければなりません。     しかし、学校毎に校風(関わる人たちで大く違います)があり、どこも同じではありません。自分にあった学校を探すにはまず、積極的に出向き、学校関係者(職員・教員・在校生・卒業生)と出会い、充分吟味する事だと思います。 本気で向き合う先生との出会いは一生の宝です。私達もその選ばれる学校になるべく、これから皆さんが目指す同じ業界人として、皆さんと共に努力を続けていきたいと思います。 「お洒落に限界と年齢は一切ありません、一生服を好きでいられる、そんな人生楽しくないですか?」私たちはずっと人と服が好きでいられる、そんな学校です。




-----------香蘭ファッションデザイン専門学校-----------

九州・福岡という都市と自然が融合するコンパクトシティの環境に立地。 プロになるために必要な設備。技術の習得を力強くサポートする学びのフィールドがここにあります。

copyright @ Bunka Fashion Collage Network. All rights reserved.